2016年10月1日(土) - 10月30日(日)

スヌー 個展

Snoo Solo Exhibition 

1 sat.October - 30 sun.October 2016

開廊日時: 土日 12:00 - 18:00

平日・祝日は事前予約制

Open: 

Saturdays & Sundays (12:00 - 18:00)

Weekdays (by appointment only)

Admission: free

自らの創作活動のみならず他のアーティストによる展覧会、音楽イベントの企画等多岐に渡る活動を展開しているSnoo (スヌー) による初個展。今回の展示では、ペインティング作品を中心にその特異な作品世界を概観していただける展示を予定しております。

展示作品は、自らの音体験と演奏、ダンスパフォーマンスの際に現れる幻視的、又は、幻聴的体験を契機に着手され、画面に幾層にも絵具が塗り重ねられて完成していく絵画作品((ハルシネーションズ))、また、墨蹟や落書きのような一回限りの即興的な筆跡を画面に定着させた作品((インプロヴィゼーションズ))、更には、一冊の本を手で見開くようにして鑑賞していただく作品((エンプティネス))など、作家が現在取り組んでいます各シリーズから数点ずつピックアップし、通覧していただける展示を予定しています。いずれの作品にも共通する魅力は、単なる美醜を絶した根源的なものを探求しようとする誠実な姿勢が作品を通して垣間みれるところにあるように思われます。美術系大学等での専門的な絵画教育を受けていない者が制作するこれらの作品を鑑賞する場合、巧妙または稚拙といったテクニックに基づく評価軸ではなく、その技芸の領域外にこそ表現され、また読取ることが可能なものの強度を基にして作品への理解を深めて頂ければ幸いです。

GALLERY IND. is pleased to announce the first solo exhibition by Japanese artist Snoo (b.1982).

His career encompasses deep explorations of an extraordinary wide range of interest in art, literature, philosophy, music, dance and other related activities, covering critical and curatorial work on other artists.

Unlike the creations of those who have received education at an art college or an equivalent educational institution, his activities seem all the more individualistic and conspicuous for his unacademic backgrounds. 

We are going to present an overview exhibition of his recent paintings and drawings. Among them are a series of   'Hallucinations'; the works which are produced out of the visual and auditory hallucinations which he has experienced in playing or listening to music, or performing dance. Another is 'Improvisations'; the pieces which leave on the supports the improvisational one-stroke sketches like the handwriting of a Zen monk or graffiti on the wall. Furthermore, we will show 'Emptiness - Japanese Space Program'; a series of the works which provide book-like structures, and therefore induce us to try to open the covers of them.

 

 

ARTIST STATEMENT

débutante=retirement

 

人の知とは異なる現れを受容することで、人は作者になるように思います。それは同時に、ある意味では人は作者にならないとも言えます。

ただ描くことにより、自分の身体を通して現れる、自身を超える何かを能動的に受容すること。つまりそれは、他者性を受け入れる中空であること。実体を持たない、触れることもない、言葉も話さない、周囲に満ち、つながりのあるものと感じながらも、自分には決して解し得ない現れを受容すること。それが、自身やうつろいの趣向においては、受け入れ難いものであっても、無分別の、その先の美として、肯定的に受け入れることで己のより深い部分の変革を行うこと、それが美術だとぼくは考えます。

本展では、以下の4つのシリーズに分化し発表する予定です。

人知を超える何かを思いそれに正直にあろうとすることであり、古には何かが宿るといわれたような((Improvisations))、自分の感覚や価値観を超えた世界の現れを受け入れる((Hallucinations))、自分自身は中空であり続ける((Emptiness ‐ Japanese Space Program))。そして、作者は自分ではない匿名の作者であり、また現れとしても文字としても、その多様で自由な読みと不確定さを包摂した((AA))。

音・ダンス・美術などの表現の場を用意し、それらの機会に向き合うことで受容し文章化を試み批評していくことが、誰に頼まれもしない自分の人生の仕事という自覚がある中で、美術に取り組むにあたって、自分が表現することはそれらとは異なる仕事となるのか、それとも同じ仕事としての表現となるのかということについて考えてきました。それはどうやら異なる仕事となりそうですが、これまでおこなってきたダンスと音での表現と変わりのないことと思い、その衣のままにこれに参じようと思っています。

 

無限の言語の織り成す複雑な文章を読むことに喜びを感じなさい

無意味と下意味の間の堤防に身を休めよ

おいしいお肉を目を閉じて心を込めて味わうように音に耳を澄ましなさい

こうして勝敗を無化したゲームは登場し引退する

関係を俯瞰した芝居は役を授かりデビューする

そうするとあなたはゲームを遊び、ひとり遊びすることとなる

 

PROFILE

Lives and works in Abiko, Osaka

 

1982 Born in Osaka, Japan

    大阪生まれ

2000 Hip hop Dancer

    Hip hopダンサーとして活動

2010 Konohana Medias

   此花メヂアに参加、関連企画運営

2013 BAR KITTY, Abiko, Osaka

    BAR KITTY運営

2015 Guitarist, Music Composer

    ギタリスト、音楽制作活動

Education

2004 - 2008 

    Kwansei Gakuin University

    関西学院大学

Selected Group Shows

2011 Medias Connection vol.2, Osaka


2012 Inside-Out with Kaori Yoshikawa, Art Zone, Kyoto

グループ展

2011   Medias Connection vol.2 此花メヂア (大阪) 

2012   Inside-Out by Kaori Yoshikawa & Snoo Art Zone (京都)